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ご存じの方も多いと思うが、あのソフト・オン・デマンドの高橋がなり代表がこの4月で会社を去ることになった(3月だっけ?)。
そんな話、実は最初は誰も信じなかった。社内でも(笑)。それが、いざ本当に辞めると分かるとみ〜んながアタフタしちゃった。
で、自分も含めてマスコミも急きょ、高橋がなりの業績や人物像を追うことに。ところがそのタイトル凄くて、「がなりの遺言」に「がなりの葬式」な〜んて(笑)。ま、普通の送辞じゃ面白くないのでがなり流、デマンドの企画っぽさで送ってやろうって感じかな。
で、その「がなりの葬式」(ビデオメイトDX)に参列した私でしたけど、2回に渡って彼の人となりを取材した結果、やはり一番だと思ったのはプロデュ−サ−としての類いまれなる資質でしたね。
だって、モデルのキャスティングとお金の計算だけ出来ればそれで良しと考える今のAVプロデュ−サ−って、TVや映画から見たらただの制作進行ですからね。そんな輩でも商品が売れちゃうと一人前のプロデュ−サ−面する。
本来、プロデュ−サ−ってのはまず何よりも現場を知ることから出発するもの。かつてのAVメ−カ−には現場を体で覚えさせるために、新人にADや場合によっては男優までやらせるところもあった。監督に怒られないためにもね。
それが今はどうだ。現場で監督と渡り合えるプロデュ−サ−ってどれくらいいるのか?プロデュ−サ−が無知だと無能な監督がどんどんこの業界に入ってきちゃう。
結果、悲しいかな今のAV界はそんな悪しき状況になりつつある。ひどいところになると現場からキャスティングまでを監督に丸投げしちゃう。完全な仕事放棄ですよ。
ショップから面白い監督がいないってよく聞かされるけど、原因はAVプロデュ−サ−の人材不足、無能さから来ていると思っていい。
個性的(獰猛?)な監督の発掘から育成。企画のタイアップにパブ展開。パッケ−ジの制作から営業戦略。高橋がなりという男は一人でこれだけの事をやった。多くの弟子たちが皆、そう証言する。
ただし、それはプロデュ−サ−としては当然だともいう。何故なら、彼はAVを越えた映像ビジネス一般のプロデュ−サ−として仕事に臨んだからだ。結論はコレだ。
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