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この欄でも一度触れたことがあるが、東京都の「青少年保護条例」の名の下で出されてきたアダルト規制が、その後も形を変えていろんなところへと波及してきている。
これらは石原都政の言葉を借りれば「都市の環境浄化」を目的とするもので、簡単にいうと「街からポルノを無くそう〜!」ってことでもあるんですね。
で、店舗型風俗の壊滅(この言葉がピッタリ)にはじまり、アダルト雑誌への規制。そして、この4月からは盛り場での客引きや路上での勧誘やスカウトの禁止と。
これに加え、まだ法案の段階なのだが「盗撮防止法案」(仮)というヤツが登場。これは自民党が法制化を目指してプロジェクトを組んだもので、次の国会に上程される予定であるらしい。
法案では盗撮行為はもちろん、その手のビデオの販売にまで罰則が設けてあるという。こんな法律が通れば、盗撮ビデオはいずれ売ることが出来なくなってしまう。
で、スカウト規制によるナンパビデオの受難の次は、盗撮ビデオの受難ということになるわけだ。
そして、ここ数日マスコミをにぎわせているコスプレ監禁男の事件。もともとの原因(?)とされるのはエロゲ−とよばれる美少女監禁のアダルトゲ−ムなのだが、これもいずれゲ−ム同様にAVの監禁ものへの規制へと波及していくという悪い予感がしている。
こんなことばかり起きて、一番困るのは実は商品を扱う問屋やショップなのだ。本来なら制作する側のモラルやル−ル作りが問題とされるところ、規制の対象(矛先)がまず最初にショップに向けられる。
あのバッキ−事件でもショップの反応は2つに分かれた。あれだけマスコミに取り上げられたのだから売らない理由はないという意見と、モラル上、道徳上、売るべきじゃないとの意見だ。どちらにも分はあると思う。
しかし今回の盗撮防止法案に限れば販売自体が禁止となっている。レイプや監禁ものはまだショップの判断が生きてくる。そこが違う。
そうこうしているうちに、今度は16歳の未成年をAVに出演させた罪で有名監督と事務所関係者の逮捕だ。この事件はかなりAV界にとって深刻な出来事で、危機管理の甘さを露呈している。この話は次回に持ち越そう。
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