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Vol.0038/2007年のAV界を、チョイ総括!! |

今年もいろいろありました。嫌な事件とか。AV界を取り巻く環境はますます厳しくなっている。そんな1年でもありました。
このコーナーでも扱ったビデ倫の強制捜査。そして、大手モデルプロの摘発。実はこれらは氷山の一角で、実際にはもっと大きな事件が起こっている。倫理団体の問題は利権のやら主導権争いみたいなものが絡んでいて、ちょっとややこしいところもあるけど、それ以外は単なるスカウト条例や職業安定法(派遣法)みたいな次元を超えてもっと大きな問題が根っこにはある。いや、見え隠れしている。海外サイトの問題とかね。
そんな中でのこの記事。2008年通常国会での『有害図書販売規制新法(仮)』の法案提出の記事(12.11全国紙)。これは今までは自治体の条例で規制(警告)してきた「有害図書指定」の項目を全国一律の基準にして国が規制(取締り)をしていこうというもので、内容によってはかなりの書店やビデオショップが影響を受けることになる。
条例だと「警告」(場合によっては発禁)であったものが、この新法によってそれ以上の罰則(刑事罰)が科せられるという点も大きなポイント。ここが条例と法律との違いでもあり、販売店やショップの関係者にとっては悩ましい法律になることは間違いない。
けどね。みんなわかっていないんですよ。出版やメーカー関係者。流通関係者もね。ある意味で「検閲」にもあたるこの法律をマスコミも騒いでいないし。もっとも、その時が来て大慌てするっていうのが、今のこの業界の一般的なパターンでもありますけど(笑)。
いずれにせよ、アダルト系の雑誌やコミック、DVD、そしてゲームソフトがまたしても、大きな規制の中に置かれるのは間違いない。すべては、国(自民党)の政策なのだが、残念ながら、誰もそんな流れに反対したり、歯止めをかけようとする動きはない。
そんな厳しい環境の中で、2007年のAV界のちょっとした兆候として、個人的には二つのキーワードをあげてみたいと思う。「牛乳浣腸」と「ニューハーフ」だ。
いづれもマニアック、それもかなりコア部類に入るジャンルだが、前者の「牛乳浣腸」についてはおそらくかなりの企画系メーカーが挑戦した内容であったとも思う。
その代表がナチュラルハイとV(ヴィ)というメーカー。先に動いたのはVだったが、Vがゲリラ色、ナチュがパフォーマンス的と同じ内容でも違いはある。いずれにしても、この2社がかなり濃厚な(!)牛乳浣腸ものを登場させたのは間違いない。
実はこの「牛乳浣腸」、アメリカでも一部のメーカーで発売されていて、そのタイトルが『MILK ENEMA』(そのまんま)。内容はかなりPOPで、日本のような凌辱的カラーはみじんも無い。とにかく明るく楽しく、お尻(アナル)から出たMILKを互いに浴び合う。ある意味で、スポーツのような感覚の内容。そんなことから、海外では「WATERSPORTS」というジャンルで一括されている。つまり、大人の水(浣腸)遊びってことだ。
ところで、日本で一般化した「電マ」や「潮吹き」がアメリカでも人気になってることから、この「牛乳浣腸」もひょっとして日本からの影響かもしれない。それくらい、アメリカのポルノシーンはネタ(企画)がない。入れ出し(笑)するだけで脳がない。そんな現状が横たわっている。それにしても、潮(オシッコ?)の次は浣腸とは。エグすぎます。
そして、もう一つのキーワードの「ニューハーフ」。もともとあったこのジャンルに火を付けたのは、なんとあのOPERAというメーカー。豊田薫率いるこの超マニアック(スカトロ)メーカーから登場したニューハーフのシリーズが、今までのイメージを一変。まず、「ニューハーフ」を「シーメール」と名称(呼称)を変えて、性転換された一人の女(AV女優)」として撮りきった。だから、今までのキワモノとしてのジャンルとしてでなく、普通のAVとして楽しむことが出来る。ここが大きなポイントだ。
この動きは2008年も続きそうで、彼女たち(?)を発掘したりキャストしたりする動きはさらに激しくなってきている。いずれ、ニューハーフを専属とするAVメーカーが出てくるかもしれない。ただ、いまのところはOPERAが市場を独占しているように思える。
「牛乳浣腸」のばば☆ザ☆ばびぃやイタカ・スミスリンパウダーにしても、企画ものは最後は監督の力、力量にかかっているということだ。 |
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